定期的に訪れるデザイントレンドの一つにグラデーションがあります。このグラデーション、実はなかなか厄介で闇雲に組み合わせても決してキレイにはできません。 今回は、4つのパターンで失敗しない効果的なグラデーションの作り方を紹介します。
グラデーションの魅力
グラデーションの魅力とは。 少し前にフラットデザインと呼ばれる立体感や光沢感などの視覚効果をなくした表現がトレンドの最先端をいきました。カラーは単色でシンプルなものが多く、そのデザインが広がりを見せると少しずつ差別化が難しくなってきました。 そこで今度はグラデーションが出てきます。単色と比べ色から多くの情報が得られ、写真やタイポグラフィとの相性がいいのがグラデーションの特徴。パターンも様々あるので、このタイミングでオリジナリティを出しやすいのはとても魅力的だったと言えるでしょう。
なぜグラデーション作りに失敗するのか
グラデーションはなかなか難しく、失敗したグラデーションも数多くみられます。 なぜ失敗するのでしょうか? その原因の多くは「補色」への理解がないことがあげられます。裏を返せば「補色」を理解していれば大きく失敗する可能性は激減します!では補色とはなんでしょうか。 補色とは色と反対側にあたる色同士の組み合わせのこと。補色の関係はとても目立ち、デザインにインパクトを与える効果が期待できます。 しかしそれがグラデーションで隣り合わせになると色同士の中間は濁り、汚いグラデーションが生まれてしまうわけです。
キレイに見える色の組み合わせパターン
- 隣り合う2色のグラデーション
- 1つ飛ばしの色のグラデーション
- 同じ色をトーンの変化で組み合わせたもの
- 連続する3〜4色の色の組み合わせ
- 誰に届けるかを考えた色選び
色の配置パターン
- デュオトーン:2色の組み合わせで簡単に立体感を作れます。
- ランドスケープ:地平線をイメージした直線的で複数の色を使うパターン。 一番下を濃い色から始め、徐々に明るくしていくと深みが出ます。
- マルチカラー:Instagramのグラデーションロゴのようにランダム性が高く、 色選びとバランスが重要になるハイセンスなパターンです。
- トーンオントーン:同じ色相の色もしくは類似の色相で、明度差を大きくとった配色です。
- カマイユ:色相、トーンともに同一に近い色を組み合わせた配色です。
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